北斗の拳のシンの強さは?レイやサウザーとどっちが強いか対決

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ケンシロウの最初のライバル・シンは簡単に負けたけど強いの?

同じ南斗六聖拳のレイやサウザーとはどちらが強いのか?

今回はそれを考察していきます

  1. シンは南斗最強のサウザーには勝てない
  2. レイが相手であればそのときの状況次第
  3. シンは冷静さや精神力において優れている戦士である
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北斗の拳のシンの強さは?レイやサウザーとどっちが強いか対決

ケンシロウの最初の強敵(とも)

ケンシロウの最初のライバルにして、彼が甘さを捨てるきっかけになった男。

それがシンです。

108の流派がある南斗聖拳の頂点に立つ6人を

世に「南斗六聖拳」と呼び、シンはその一角を担う実力者。

彼らはそれぞれに宿命を背負っており、シンは愛に殉ずる「殉星」の男です。

南斗孤鷲拳の使い手であり、本編が始まる1年前に

その実力に物を言わせてケンシロウを撃破、胸に七つの傷をつけたうえで

ユリアを強奪しました。

シンとユリアの出会いは原作では明かされていませんが

PS3ソフト「真・北斗無双」のエピソードによると

核戦争が起こるより前の時代に行われた北斗と南斗の他流試合であるとされています。

北斗の道場で行われた南北の対抗戦。

リーダー格のサウザーはラオウとにらみ合いますが、シンは北斗の長兄には目もくれず。

ひそかに恋心を抱いているユリアと内心ウキウキで会っていました。

しかしそこにケンシロウが現れ、シンはこのとき2人の交際を知ります。

シンは対抗戦で実力を見せつけることでユリアの気を引こうと画策。

ケンシロウを見事撃破するも、そんな動物的な作戦で上手くいくはずもなく

ユリアは結果的に必要以上にケンシロウを痛めつけたシンを嫌いになってしまいます。

作戦は大失敗、シンもこの恋を心の中にそっとしまいます。

しかし核戦争後の世界でこの気持ちに付け込んだジャギに唆されたことで

ユリアを力づくで奪い取ることを決意。

「ケンシロウは甘い男、今の時代にユリアを守り切れない」

「今は悪魔が微笑む時代なんだ!」

ジャギの言葉で大好きな人を力づくで奪い取ることへの正統性を見つけてしまいました。

ただ純粋に恋をしていただけの男が、このとき闇に堕ちます。

原作でシンに好意を伝えられるとユリアは

「あなたにそう思われていると知っただけで死にたくなります」と

半ば暴言ともとれる内容の返しをしていました。

ユリアのこの言葉はこういった出来事が背景にあったからです。

まだお人よしで甘々だったケンシロウはよきライバルの豹変に戸惑っていましたが…。

ユリアを強奪後は暴力組織「KING」を率いて、彼女を女王にすべく関東地方を制圧。

自身も居城を構える巨大な都市・サザンクロスをプレゼントしました。

これでユリアも自分に惚れ込むはず…そう思っていたシンでしたが

自身が女王になるまでに行われた殺人や暴力をおもい涙。

居城から飛び降り自殺を図ります。

しかしシンが彼女の元まで駆け寄ると、彼女は死んでいませんでした。

彼女の守護に全てをささげる「南斗五車星」のメンバーによって救出されていたのです。

そして彼らの口から、ユリアを狙ってラオウの軍が接近していることを聞かされると

五車星にユリアを託し、「自分がユリアを殺したので彼女はもうこの世にいない」

と嘘をついてラオウの手からユリアを守りました。

その後ユリアの精巧な人形を用意してケンシロウを待ち構え、彼と対決。

このリベンジマッチに敗北すると「お前の拳法では死なん」と言ってユリアと同じく

居城からの飛び降りによって自害しました。

原作やその補完であるゲームでの彼の様子をまとめるとこんな感じです。

私は個人的に好きなキャラクターですね。

もちろん彼の犯した殺人の数々は許されることではありません。

しかしそれでも、不器用ながら振り向いてもらいたいとあの手この手を尽くして

愚直にユリアを愛し、彼女をラオウから護り、恋敵に敗れて死んだ男。

かっこいいと思います。

ユリアのためにユリア殺しの悪名を自ら被るシーンはまさしく殉星そのもの。

学生時代、高嶺の花に恋をしていた自分と重なって、ゲームではよく

シンでケンシロウを倒していました笑

彼がユリアの愛を受ける世界線もあっても良かったと思います。

シン サウザー どっちが強い

さて、シンとサウザーには2つの共通点があります。

それは、同じ南斗六聖であることと、1度ケンシロウに勝利している点。

ではシンとサウザーはどちらが強いのでしょうか。

答えは簡単で、サウザーです

原作で同じ南斗六聖拳のシュウが「南斗聖拳ではサウザーを倒せない」と明言しています。

それもそのはず、サウザーは南斗聖拳の頂点である南斗六聖の

さらに頂点であり、背負った宿命は「将星」。

別名を独裁の星と呼びます。

南斗六聖の拳法がいずれも実在する鳥の名を冠しているなかで

サウザーの使う拳法は「南斗鳳凰拳」。

ただ1人、伝説上の生物の名を冠する拳法を使うのがサウザーです。

さらに、シンがケンシロウに勝利できたのはケンシロウが

シンの豹変に戸惑っていたことや人を殺せない甘さがあったから。

つまり全力ではなかったのです。

それが1年後、甘さを捨てきったケンシロウには歯が立ちませんでした。

しかしサウザーは秘孔の謎を隠していたとはいえ

本編の、甘さのない全力のケンシロウに勝利しています。

その後の再戦でも秘孔の謎をケンシロウに知られてもなお

彼にダメージと呼べるだけの傷を負わせる健闘はしました。

設定、描写の両面でサウザーの方が強いというのが分かります。

もしシンがサウザーを倒すとなれば

ほかの南斗六聖と手を組んでもそれは難しいでしょう。

そもそも、シンがサウザーに勝利している絵を想像できませんからね。

レイ と シン どっち が 強い

ではレイとシンではどちらが強いでしょうか。

これは正直、とても難しい問題です。

某質問サイトでも意見は割れており、私もすぐに結論は出せません。

言うなれば「実力ではレイ」「精神面ではシン」であると考えており、

2人が戦った場合勝敗は状況次第、ではないでしょうか。

まず実力がレイの方が上であるという根拠です。

前述した通りシンは本編の甘さを捨てたケンシロウには歯が立ちませんでした。

しかしその後に登場したレイは当時のケンシロウと互角であるとされ、

牙一族編では実際にケンシロウとの戦いも披露しています。

このとき拳法にも通じる牙一族の長・牙大王は「2人の実力はまったくの互角」と評し、

ケンシロウも「奥義を尽くさねばこの俺は倒せぬぞ!」と

レイにも勝ち筋があるかのような発言をしています。

この描写やキャラクターたちの発言から

レイの実力が伺えます。

しかし精神面ではどうでしょうか。

これは両者ともに対面した「愛する者のピンチ」のときに分かります。

シンはユリアへの執念を力に変えて戦い、

自身のもとにラオウが迫っていることを知ると、ユリア殺しの悪名を被ることを即決。

ラオウと戦っては勝ち目がないと悟り、

彼らの「行軍の必要性をなくして撤退させる」という方法をとりました。

大組織のトップなだけあり、この状況下でも冷静な判断力を発揮しました。

また、あのラオウを相手に嘘をつく、そしてラオウも愛しているユリアを殺したと

発言をする強い精神力の持ち主でもあります。

その嘘を信じてもらえたとしても、制裁に殺されるというリスクだってありました。

結果的に事はシンの思い通りに進み、彼自身も殺されずに済みました。

しかしレイは愛する者のピンチには滅法弱いという印象を受けました。

牙一族との戦闘では探し続けた妹・アイリを見つけると

冷静さを失い、ケンシロウの助けがなければチープな罠にすらかかりそうな勢い。

牙大王の「北斗の男と戦え」という言葉にも迷いがありつつ従い、ケンシロウとも

戦うことに。

そのケンシロウとの戦闘でも迷いから全力を出し切れず

「踏み込みが甘いぞ!」と指摘されていました。

愛する者への執念はレイもありましたが、それをパワーに変換するという面では

シンに劣っていると言えます。

もし2人が戦えば、何事もなければレイが勝ちそうですが…。

精神の強弱はそのまま実力に影響してきます。

両者が本編の時間軸で顔を合わせそうなタイミングは

レイの放浪時代しかありません。

妹や殺害された両親のことで心が荒み、悪人となったレイが

妹の行方をシンに問い詰め、その場で戦いになればどうでしょうか。

本来実力で圧せるはずのシンにも苦戦を強いられそうな印象です。

結論を述べるなら状況次第、とりわけレイの精神状況によるでしょうね。

北斗の拳のシンの強さは?レイやサウザーとどっちが強いか対決

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  1. シンは南斗最強のサウザーには勝てない
  2. レイが相手であればそのときの状況次第
  3. シンは冷静さや精神力において優れている戦士である

シンは早めの退場となってしまったのが惜しいキャラクターです。ユリアが別の場所で生きていることをケンシロウに告げ、かつてのことを謝罪していれば仲間になっていたかもしれませんが彼の性格や物語の進行上それはありえません。

愛に殉じた彼の活躍、是非アニメや原作でご覧になってください!今叶わないであろう恋をしている方であれば特に、彼には感情移入できるはず。

以上、「北斗の拳のシンの強さは?レイやサウザーとどっちが強いか対決」でした。

ご覧いただきありがとうございました!

 

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