1994年から1999年まで週刊少年ジャンプで連載されていましたが、
この時期は幽遊白書やスラムダンク、ドラゴンボールといった人気の作品が立て続けに終了したジャンプの暗黒期でもありました。
そんななかで看板作品となり、連載が終了し10年以上経った2012年には佐藤健主演で実写映画化もされました。
性別、年齢問わず幅広い人々に愛されているるろうに剣心のアニメや最終回について書きました。
この記事を読んだら分かること
- アニメは京都編まで原作と同様。
- 最終回は現時点では1998年9月放送の「94話」。北海道編が連載中であり、今後替わる可能性がある。
- アニメが原作に追いつき、視聴率が低迷したことで打ち切りとなった。
るろうに剣心のアニメは原作のどこまで？
るろうに剣心のアニメと原作では異なる点が多くあります。
最初の東京編（新選組の斎藤一が来る以前）から、いろいろと改変されています。
具体的に挙げると…
- 原斎先生がちょい役程度であったが、アニメでは頻繁に登場する。また、その孫娘もオリジナルキャラクターとして登場する。
- 1話で喜兵衛がおらず、1人で辻斬りの仕事を仕切っている。
- 左之助の回でも喜兵衛がおらず、伍兵衛1人で左之助の依頼から銃で襲撃を行っている。
- 観柳の回では般若の出番が増え、式剰との闘いも変化している
など4つ挙げましたが、まだまだ違うところが散見されています。
アニメと原作はおおまかな内容こそ同じところが多いですが、
京都編の終了を境に全く違う物語になっていきます。
原作は京都編から人誅編へ、
アニメは京都編から色々な小話や短編を挟んだ後に風水編に入っていきます。
なので、アニメは原作の京都編までということになります。
るろうに剣心のアニメ最終話の内容は？
アニメの最終回は1998年9月放送の「94話」となります。
るろうに剣心がアニメ放送されていた際、
テレビ局側の事情により94話までしか放送されず、95話がお蔵入りになったそうです。
現在ではその幻の95話もメディアとして販売されているため、幻ではなくなりました。
また、原作の完結前にアニメが終了してしまったこともあり、
原作とは最終回の内容も大きく異なっています。
ちなみに最終回で剣心が繰り出す最後の技は奥義の天翔龍閃ではなく、
九頭龍閃でもなく、土龍閃ということもあり、少々ガッカリとした内容となってしまいます。
そもそも原作者の和月氏は2016年から連載が再開された「北海道編」を加えた東京編、京都編、人誅編の4編で構成を考えていたという説があるので、
厳密にはまだ本当の最終回は描かれていないのかもしれません。
北海道編の今後の展開に期待したいですね。
現時点でのアニメでは京都編終了後の90話～94話「風水編」で最終回となります。
なぜ打ち切りになった？
これだけ人気が高く、評価も高いるろうに剣心が打ち切りとなってしまったのでしょうか。
冒頭でも書きましたが、
アニメが原作に追いついてしまった
→ アニメオリジナルを書き続けて放送を継続する
→ アニメオリジナルの評判が良くない
→ 視聴率が低迷
→ 打ち切りとなってしまった。
この説が有力です。
普通であれば「第〇期」ということで原作の進行を待ってアニメも再開されるはずだがされることはなく…
人気作品であったがゆえにアニメ側で原作の進行を待たずに、
なんと小説版である「風水編」のストーリーをもとに作られるという経緯をたどります。
風水編が終わる段階でも原作の人誅編が終わっていなかったため、
結局アニメも終わってしまいます。
その後も根強い人気があったため、ＯＶＡの「追憶編」「星霜編」を販売しました。
追憶編は人斬り抜刀斎時代の剣心の話であり、ファンの評価も上々です。
その一方で、星霜編の評価は悲惨です。
山形有明の依頼で日清先戦争に参加するために出征した剣心だったのですが、途中で事故にあい中国の海岸に流れ着きます。
そこで馬賊となった左之助に助けられ中国から帰り、
最終的に剣心と薫は梅毒で死んでしまうという暗すぎるストーリーとなっています。
まとめ
- アニメは京都編まで原作と同様。
- 最終回は現時点では1998年9月放送の「94話」。北海道編が連載中であり、今後替わる可能性がある。
- アニメが原作に追いつき、視聴率が低迷したことで打ち切りとなった。
るろうに剣心の原作は高い評価を受けていますが、アニメは評価が分かれるようです。
現在も正真正銘の正史である北海道編の連載が開始となっているため、
今後の展開に期待したいですね。
以上、るろうに剣心のアニメは原作のどこまで？最終話内容や打ち切りになった理由について考察しました。
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