白雪姫は本当は性格が悪いんじゃないかと、噂がちらほら流れてきます
記念すべきディズニープリンセス第1号である白雪姫。
なんと世界初のカラー長編アニメーション作品でもあります。1937年
現在でもアニメ史に残る傑作と知られる白雪姫。
今回は作品の歴史や概要、ストーリーから白雪姫の性格までをまとめたいと思います。
あらすじやストーリーなどをちゃんと追いながら白雪姫の本当の正体や実際を確かめていきましょう
白雪姫本当は性格悪い?どんな話かあらすじを簡単に説明
「白雪姫」作品説明。制作年とか簡単な情報
- 1937年、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作のアメリカ映画。
- ディズニーの長編映画第1作目
- 世界初のカラー長編アニメーション映画
- 原作は「グリム童話」
- 日本での上映は第二次世界大戦の影響もあり1950年に上映
- 白雪姫城のモデルはセゴビアのアルカサル
白雪姫は1937年。戦前のアニメ映画
アメリカで上映された1937年、日本で言うところの昭和12年。
第二次世界大戦前にこれほどのクオリティのアニメーション制作をしていたなんて日本からすると信じられないレベルでした。
長編アニメ自体が世界初。お金がすごいかかってる
当時の日本は日中戦争~第二次世界大戦と娯楽アニメ制作の余裕も技術もなし。動画はほぼ白黒で、アニメはせいぜい白黒短編アニメが良いとこ。
とにかくそんな中「白雪姫」は莫大な労力と金額が費やされたプリンセス映画なんです!
白雪姫のストーリー・あらすじ
以下は、Wikipedia引用を、読みやすいように、細かくわかりやすく区切ったものです
白雪姫の継母(女王)が魔女
むかしある城に白雪姫という美しい王女が住んでいた。白雪姫の継母である女王は大変恐ろしい魔女で、白雪姫を下働きのように扱っていた。
世界で一番美しいのは誰。鏡の空気読めない感が一番悪い
ある日、女王がいつものように魔法の鏡に『世界で一番美しいのは誰?』と聞くと、魔法の鏡は『世界で一番美しいのは白雪姫です。』と答えてしまう。
白雪姫の心臓を欲しがる女王(怖い)
怒り心頭の女王は、手下の狩人に白雪姫を殺し彼女の心臓を持ち帰るよう命令する。
ブタの心臓にだまされる女王(哀れ)
哀れに思った狩人は彼女を逃し、代わりに豚の心臓を持ち帰って女王を欺く。
白雪姫は小人と楽しくやってる
一方の白雪姫は、森で迷った末に動物達に導かれて七人の小人の住む家にたどり着き、家事全般を引き受けることを条件に匿ってもらい、小人たちと共に楽しい一夜を過ごす。
白雪姫は小人を裏切って怪しいおばあさんを家に入れる
翌朝。小人たちが仕事に出た後、彼らの忠告にも関わらず、白雪姫は怪しい物売りの老婆を家に招き入れてしまう。
小人が魔女を倒す(強い)
異変を察知した動物たちの知らせで、白雪姫に危機が迫っていることを知った小人たちはすぐさま家に引き返し、老婆に化けた女王を退治する。
毒リンゴを食べた白雪姫
しかし時既に遅く、白雪姫は女王が与えた毒リンゴを口にし、永遠の眠りに落ちていた。
小人は白雪姫を冷凍保存的な感じにする
物言わぬ白雪姫の前で涙にくれる小人たちは、彼女の美しさを惜しみ、埋葬することなくガラスの柩に安置して片時も傍を離れようとしなかった。
王子が現れてキス。起きる白雪姫
時は流れ、白雪姫に一目惚れして以来、彼女の行方を探し続けていた王子が白雪姫の姿を見つけ出し、静かにくちづけを交わす。
すると、眠りに落ちたはずの白雪姫が息を吹き返した。初恋の人のキスを受けることこそが毒の効果を打ち消す魔法だったのである。
結末。ハッピーエンド
平和の訪れと王子との再会の喜びを胸に、小人たちに別れを告げた白雪姫は王子と共に旅立ち、王子の国で末永く、幸せに暮らすのだった。
白雪姫の簡単あらすじまとめ
- あまりにも美しく生まれたが故に継母に妬まれ、国を追われて命も狙われる。
- 森で7人の小人たちに助けられて彼らのお世話をする。
- 魔女に変身した女王に毒リンゴを食べさせられ、眠らされてしまう。
- 彼女の行方を探していた王子がキスをしたことで復活する。
白雪姫のプロフィール
- 「白雪姫」のヒロイン
- 14歳
- とある国の王女
- とても美しく可憐な容姿
- 歌も上手
- 家事全般をこなせる
- 動物好き
プリンセスと言えばコレ!となるベースになっているプロフィール。
美しく、動物を愛し、動物に愛されるところは長い間プリンセス像として残っている気がします。
白雪姫の性格の特徴。性格悪いの?
ディズニー公式の説明では
「明るくきれいな心を持つ美しい王女」としか書かれていません。
より詳しく詳細を探るためにシーンや言動を追って白雪姫の性格をまとめます!
性格・特徴1:夢見る少女でちょっぴり妄想少女
「いつか王子様が目の前に現れて、結ばれて幸せになる。」そんな夢を抱く少女です。
冒頭で井戸に向かって想いを歌っていますよね。
夢見る少女でとっても可愛いんですが、女王に白雪姫を殺すように依頼された家来から逃がされた時は物凄い恐怖の森をさまよいます。
しかしパニックが過ぎるとなんの変哲もない森。
白雪姫の妄想が怖い森を演出していたんです。
良くも悪くもなかなかの妄想少女と言えるでしょう。
性格・特徴2:とにかく優しくて警戒心がない
親鳥の見当たらない小鳥を見つけては心配して話しかけ、癖のある7人の小人にも平等に接する。
魔女のおばあさんに化けた女王も警戒することなく気遣いすら見せます。
結果的にその人の良さから毒リンゴを食べてしまいます。
性格・特徴3:動物が好きで動物からも愛される
プリンセスあるあるですが、動物にとにかく好かれます。
そして動物達と会話もできるし一緒に歌も歌えますし、なんなら掃除まで手伝ってもらえます。
しかし仲良くなれる動物は基本「小鳥・うさぎ・鹿・リス・カメ」などの小動物や草食動物。
強面の動物や凶暴な動物とは意思疎通とれないこともしばしば。
性格・特徴4:家事が得意でテキパキこなせる
女王から召使いのような扱いを受けて育ってきただけに家事全般が得意。
王女とは思えぬほどテキパキと家事をこなします。
性格・特徴5:世間知らずで少しお節介
森の中に必死で逃げ込んだ白雪姫ですが勝手に留守の住宅に入るのはいくらなんでも非常識ですよね。
しかも大人しく待つわけでもなく、良かれと思って掃除・洗濯を始めます。
家主の許可も取らずに勝手に部屋を片付けるって世間一般ではあり得ないですよね。
極めつけには2階のベッドルームで動物たちと一緒に寝ます。笑
なかなかの図太い神経の持ち主でもあります。
性格・特徴6:お母さんのような面倒見の良さ
家事をする代わりに家に置いてもらえるとなったら急にお母さんのように。
「手は洗ったの?いつ?」など気分はすっかり小人たちのお母さんです。
白雪姫の性格まとめと感想「性格悪いって誰が言ったの?」
私の勝手な見解になりますが、恐らく条件的には日本人男性から見て
「理想の奥さんナンバー1」に輝くプリンセス。
理由としては
- 同性に妬まれるほどの美貌の持ち主
- 少し天然で世間知らず
- 家事を完璧にこなす
- 母のような面倒見と優しさに溢れている
こんなところ。
性格悪いってどこから言われたんだろうか…
白雪姫は男受けする性格だから女性に嫉妬された?
自我が強く活発なプリンセスよりものほほんとしている方が男性ウケが良さそう。
まだ若干14歳であることと世間を知らず城で生活してきたので欠点とも取れるところはかなり大目に見れます。
そして何よりプリンセスならではのお行儀と品に溢れる姿は流石ディズニープリンセス第一号と言ったところでしょうか。
少女の可憐さと可愛らしさを併せ持つ「白雪姫」
現代の同性からの共感はウケづらいプリンセスではありますが、その上品さと優しさは見習いたいところです。
結論:白雪姫は天然なところもあるが優しさに溢れた少女!
プリンセスの基準ともなっている白雪姫の性格。
愛に溢れていて家事もこなせるプリンセス。
14歳とは思えぬほどの出来です。
そして何より1937年にこのクオリティのアニメ映画が凄すぎる・・・
以上、白雪姫の特徴、本当は性格悪い?どんな話かあらすじを簡単に説明でした