世界中で「アナ雪現象」なるものまで飛び出しブームを巻き起こした今作品。
ディズニー初のダブルプリンセスも話題になりましたね。
そんなプリンセス2人ですが、性格の違いってどんなところなんでしょうか?
エルサ派・アナ派で別れる「どちらが自分勝手でわがままか?」についても考察したいと思います!
ちなみに二人の性格と違いを簡単にまとめると
- エルサは責任感がありしっかり者の長女タイプ
- アナは明るく楽観的で自由な末っ子タイプ
でした!
ワガママについては個人的に両者ドローで一番の被害者は国民だと感じます。笑
詳しくは以下をご覧くださいね~!
アナとエルサの性格の違いは?自分勝手でわがままなのはどっち?
「アナと雪の女王」作品紹介。制作年から裏話まとめ。
- 2013年公開。ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオ製作の3D長編映画。
- 日本では『アナ雪』の略称でも呼ばれる。
- ディズニー史上初のダブルヒロイン。
- ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話『雪の女王』にインスピレーションを受けた作品。
- 2018年スピンオフ短編アニメーション『アナと雪の女王/家族の思い出』が公開。
- 2019年11月には続編『アナと雪の女王2』の公開が発表されている。
舞台のモデルはノルウェー
アナとエルサが住むアレンデール王国のモデルはノルウェーのベルゲンと言う都市。
地形、建築物、とくにスターヴ教会などはアート・ディレクション担当のジアイモにインスピレーションを与え城のデザインなどに生かされています。
そしてこちらがアナとエルサの城であるアレンデール城↓
特徴的な形がそっくり。
本編で見るとよりスターヴ教会っぽく見えますよ。
キャラクターの服装も民族衣装を着せたりノルウェーを意識したデザインがてんこ盛りです。
エルサの初期設定はプリンセスではなくヴィラン
エルサは元々プリンセスとして設定されていたわけではなく
- 眠れる森の美女で言う「マレフィセント」
- リトルマーメイドで言う「アースラ」
のようにヴィラン(つまり悪役)でした。
そもそも原作となっている「雪の女王」ではそもそも雪の女王がヴィランよりの設定ですからね。
ちなみにエルサがヴィランだったころの設定は冷酷非道な暴君で「アナの心を凍らせて国を乗っ取ることがモチベーション」だったようです。笑
ヴィランからヒロインへと変わったきっかけはあの名曲「Let It Go」。
ポジティブな歌詞の内容がヴィランではなく繊細なヒロインだろうってことで設定ごと変えたようです。
名曲の力恐るべし。
「アナと雪の女王」のストーリー・あらすじ
以下、Wikipediaから引用したものを分かりやすく区切っています。
アレンデール王国の王女エルサの魔法とアナの記憶
触れたものを凍らせたり、雪や氷を作る魔法の力を持って生まれたアレンデール王国の王女エルサは、8歳になったある夜、誤って妹のアナに魔法を当てて意識不明の状態にさせてしまう。
2人の両親である王と妃がトロールたちに救いを乞い、アナは一命を取り留めたが、代わりにエルサの魔法のことや事故のことは忘れてしまう。
引きこもりエルサ。両親を海難事故で亡くす2人。
日増しに魔法の力が強くなっていくエルサは、力を世に知られぬよう城中の窓や門を閉めて部屋に閉じこもり、誰とも触れ合わず自分を抑えて生きるようになる。
一方アナは、仲良しだったはずの姉が突然自分を避けるようになったわけもわからぬまま、閉ざされた城の中で寂しく成長する。
そして10年後、2人は海難事故で両親を亡くし、お互いだけが唯一の肉親となってしまう。
エルサの戴冠式で浮かれるアナ
さらに3年後、成人したエルサは女王として即位することになり、閉ざされた門を開いて戴冠式が行われる。
アナは13年ぶりに外界と接触できる特別な1日に新たな出会いを夢見ていたところを、招待客のうちの一人である隣国の王子ハンスと出会って恋に落ち、その日のうちに結婚の約束までしてしまう。
姉妹喧嘩に発展し、魔法を暴発させるエルサ
そのことを知ったエルサはあまりにも早すぎる展開に2人の結婚に反対し、頭を冷やすようアナを説得しようとするが、アナはこれまでの閉塞的な13年間の生活に嫌気がさしており「こんな生活はもう耐えられない」と聞く耳を持たない。
姉妹は口論になり、エルサは思わず人々の前で魔法を暴発させてしまう。
王国から逃げ出し独りで生きる決意をするエルサ
自分の力を知られ、怪物呼ばわりされたエルサは王国から逃げ出す。
ノースマウンテンにたどり着いたエルサはそこに魔法で氷の城を建て、自分を抑えつけるのをやめて独りで生きていく決意をする。
エルサを連れ戻すために一人で旅に出るアナ
一方、夏だった王国は、エルサが暴走させてしまった魔法により永遠の冬に閉ざされてしまっていた。
アナはハンスに国を任せ、エルサを連れ戻すため1人で旅に出る。
道中で出会った山男のクリストフ、彼の相棒でトナカイのスヴェン、そして魔法の雪だるまオラフとともにノースマウンテンへ向かい、氷の城でエルサを見つける。
エルサがまたも魔法を暴発
エルサは再び自分の魔力がアナを傷つけることを恐れて彼女を拒絶するが、自分の魔法が国中を凍らせたことを告げられ愕然とし、悲しみから魔法を暴走させアナの胸に当ててしまう。
なおも食い下がるアナであったが、エルサが生み出した雪男マシュマロウによってクリストフ、オラフと共に城から追い払われてしまう。
アナの異変に気付きトロールのもとへ
クリストフはアナの異変に気付き、家族同然の仲間であるトロールたちのもとへ向かう。
トロールの長老パビーは「このままではアナの身体が凍りつき死んでしまう」と告げるが、前回とは違って魔法が胸(心)に当たっているためトロールの力ではどうにもならず、「真実の愛」の力が必要だと言う。
アナを救うため王国へと急ぐクリストフとエルサの元に向かうハンス
クリストフはアナを救うためには婚約者であるハンスのキスが必要だと判断し、衰弱していく彼女を抱えてスヴェンを走らせ、城へと急ぐ。
一方ハンスは、アナを乗せていた馬だけが王国に戻ったことで異変を感じ、城の兵士たちを連れて氷の城に出向く。
容赦ない攻撃を受け城に連れ戻されるエルサ
ウェーゼルトン公爵からひそかにエルサの暗殺を命じられていたボディーガードたちがエルサに容赦なく攻撃を仕掛け、エルサは気絶し城に連れ戻される。
ハンスはエルサを牢屋に閉じ込め冬を終わらせるよう説得するが、魔法を解く方法はエルサ自身にもわからなかった。
やがてエルサは王国を魔法の危険に晒すことを恐れて牢から逃げ出す。
ハンスに裏切られるアナ
クリストフによって城に届けられたアナは、ハンスに事情を話し彼のキスを求めるが、途端にハンスの態度は豹変する。
実はハンスはアナを愛してはおらず、立場の低い13人兄弟の末っ子から王に成り上がるためにアナに近づいただけだった。
ハンスは瀕死のアナを冷たい部屋に閉じ込めて放置し、城の側近たちにはアナが死んだと告げ、エルサを反逆罪で処刑すると宣告する。
互いの愛に気付くクリストフとアナ
一方、アナを城に届け帰路についていたクリストフだが、スヴェンに叱咤されてアナへの愛を自覚すると共に王国の異変に気付き、再度城へ向かう。
一足先にアナの元に着いたオラフは、アナに「愛とは自分のことよりも相手のことを考えることだ」と教え、クリストフがアナを愛していることを伝えて、彼に会いに行かせようとする。
アナの究極の選択
城を抜け出したアナは戻って来たクリストフの姿を見つけるが、同時に、ハンスがエルサに剣を振り下ろそうとしているところを発見し、自分が助かるチャンスを捨ててエルサのもとへ走る。
エルサを庇った瞬間、アナの身体は完全に凍りつき、ハンスの剣を砕いて彼を跳ね飛ばした。
真実の愛で魔法の力をコントロールできるようになるエルサ
エルサは氷の彫像と化したアナを抱きしめて慟哭する。
すると凍りついたアナの身体が元に戻り、彼女は息を吹き返した。
魔法の力をコントロールする術が、相手を心から思いやる「真実の愛」だと知ったエルサは、王国を覆っていた雪と氷を空へと昇華させる。
かくてアレンデール王国は夏を取り戻した。
ハンスは裁かれハッピーエンド
ハンスはアナに怒りの制裁を受けたあげく拘束され、ウェーゼルトン公爵もまたアレンデールとの貿易を打ち切られ、両者ともそれぞれの本国に強制送還される。
クリストフは王室専属の氷配達人に、そしてアナの恋人になった。
エルサは二度と城の門を閉ざさないと約束し、凍らせた城の広場の地面でアナや国民たちとともに真夏のスケートを楽しんだ。
エンドロール後は、エルサのいなくなった氷の城でマシュマロウが彼女の捨てたティアラを拾い上げて被る場面で映画は幕を閉じる。
アナと雪の女王の簡単あらすじまとめ
- 生まれながらに魔法の力を持つエルサ。
- その魔法でアナに重傷を負わせてから引きこもりに。
- エルサの戴冠式で姉妹喧嘩になり魔法が暴発。
- 国を逃げ出すエルサと連れ戻そうと奮闘するアナ。
- またもエルサの魔法が暴発し、アナの心臓に直撃。
- 真実の愛を求めてハンスにキスをねだるが裏切られるアナ。
- ハンスに殺されそうなエルサを身を挺して助けたアナ。
- 完全に凍り付いたアナを救ったのはエルサの真実の愛だった。
エルサのプロフィール
- 「アナと雪の女王」主人公の一人。
- アレンデール王国の第一王女で王位継承者。
- アナの姉で年齢は21歳。
- 髪はプラチナブロンド。瞳の色はアクアブルー。身長は172cm。
- 生まれながらに雪や氷を作り出す魔法の力を持っている。
アナのプロフィール
- 「アナと雪の女王」主人公の一人。
- アレンデール王国の第二王女。
- エルサの妹で年齢は18歳。
- 瞳の色はエメラルドグリーン。身長は165cm。そばかすが特徴。
- 好きな食べ物はチョコレートとサンドイッチ。
- 髪は赤毛だが、5歳のときに頭に受けたエルサの魔法の影響で一房だけが白い。
「エルサ」「アナ」の性格と特徴
2人の性格と特徴について公式サイトでは
- エルサ→優雅で落ち着きがあり何事も慎重に考えてから行動するタイプ
- アナ→明るく楽観的で、大胆な性格の持ち主
とありましたが、この姉妹。
それだけではない中々のややこしさがあったような…
エルサ・アナそれぞれの性格と特徴。違いをまとめたいと思います!
エルサの性格・特徴1:責任感の強い一般的な長女イメージそのもの
まさにしっかり者の長女って感じです。
両親が亡くなってからは余計に「私が親の代わりにならなければ」「しっかりしなきゃ」の想いが強くなったのでしょう。
戴冠式で急にハンスと結婚したいと言い出したアナに親のように説教していました。
エルサの性格・特徴2:一度キレると反動が凄い。行動が極端で頑固
うっかり魔法が暴発して皆に魔法の存在がバレると途端に王国を捨て山に逃げてしまうエルサ。
あれほどアナに説教していて責任感が強かったしっかり者なのに極端すぎる行動です。
しかも連れ戻しに来たアナの話もろくに聞かず反抗し追い返す始末。
「もう関係ない。私は独りで生きていくので忘れてちょうだい。」なんて、あの冷静なエルサは一体どこに?って感じです。
エルサの性格・特徴3:幼い頃のトラウマから厄介な性格でもあるけど結局妹想い
本編のエルサの厄介な性格はやはり幼い頃のトラウマな事故が大きく関係しています。
魔法の力に一番怯えているのはエルサで、アナを傷つけてしまうことが何より怖いんです。
それゆえに迷惑をこれ以上かけたくない気持ちから身勝手ともとれる行動に出てしまうんですよね。
エルサからすると他に選択肢が見当たらず八方塞がりの状態だったのでしょう。
それほどに妹想いの優しいお姉さんなのに空回りしてしまうのが残念ポイントでもあります。
アナの性格・特徴1:明るく社交的で惚れやすい
戴冠式当日に久しぶりにお城の外に出れるってことで分かりやすく浮かれるアナ。
元気いっぱいに外に飛び出していきます。
周囲の人々に憶することもありませんし、人見知りな雰囲気もゼロ!
それどころか初めて会った王子をすぐ好きになっちゃいます。
過去のディズニープリンセスもなかなか惚れやすい面々が揃っていますが、アナの場合は表面だけの中身ダメンズでしたからね。
しかもすぐに結婚して一緒に城に住む!って決めてしまうし、かなり恋愛に流されやすい女の子です。
アナの性格・特徴2:迅速な行動!勇敢でタフなプリンセス
エルサが国を抜け出し、そのせいでアレンデールが冬になってしまうとろくな準備もせず姉を追って一人で旅に出ます。
通常プリンセスなら城に仕える兵たちを送り出して、自分は国で待ったりするものですがアナは違います。
「私が行かなければ!」「なんとしてでも姉を救う!」と、強い精神と素早い判断、行動力があるんです。
途中に出会ったクリストフの協力もありましたが体を張った大冒険ができてしまうアナのタフさは凄いものです。
アナの性格・特徴3:命を懸けるほど姉想いで健気
戴冠式の時はハンスにベタ惚れで姉のことより恋愛優先!って感じでしたが、姉が殺されそうになると命を懸けて助けに入ります。
結果的にエルサを庇いながら全身が凍り付いてしまいましたが、そのお陰でハンスの剣がアナを殺めることもありませんでした。
アナはエルサを想って真実の愛でエルサを救いましたし、エルサはそのアナの行動で真実の愛に気が付くことが出来きるという素晴らしい結末。
いずれも、アナが最初に行動してなければこの結果に繋がらなかったわけですし、健気にエルサを想う姿はとても素敵です。
アナとエルサの性格の違い
大きく分けてしまうなら単純に
- 責任感がありしっかり者の長女タイプ
- 明るく楽観的で自由な末っ子タイプ
って感じでしょうか。
この長女と末っ子のイメージはあくまで一般的、平均的なものですが割とありがちな姉妹設定でもありますよね。
ディズニープリンセスで姉妹や兄弟がいるのはそんなに多くはありませんが、この「長女タイプ」「末っ子タイプ」で分けることはなんとなく可能です。
例えば「長女タイプ」で言うなら
- シンデレラ
- オーロラ姫
- ベル
- ジャスミン
- ポカホンタス
- ティアナ
のような落ち着きがあったりしっかりしてる印象のプリンセス。
「末っ子タイプ」で言うなら
- アリエル←実際に末っ子。
- ラプンツェル
- メリダ←長女だけど
- ヴァネロペ
のように、明るく元気でちょっとワガママな印象のプリンセス。
一見しっかり者の長女がデキル女っぽくも見えますが、実際ちょっとこじれて面倒なのはこの長女タイプなんですよね。
(末っ子タイプは表裏がなく単純な印象でもある。)
例えばエルサが引きこもりとネガティブに国を出て行ってしまう所なんて責任感があるゆえに余計に物事をこじらせてます。
この長女タイプの拗らせっぷりは他の同タイプのプリンセスも持ち合わせています。
詳しくは各「プリンセスの性格記事」をご覧になってみて下さいね!
エルサとアナ自分勝手でわがままなのは?個人的考察と感想
これは「自身が長女タイプか末っ子タイプなのか?」でワガママに感じるプリンセスが変わってくるかと思います。
- 長女タイプなら→「圧倒的にアナがわがまま!」
- 末っ子タイプなら→「結局はエルサがわがまま!」
ちなみに「わがまま」とは
- 他人のことを考えず、自分の都合だけを考えて行動する。
- 身勝手。
- 自分j勝手。
さてこれを踏まえた上でどちらがワガママだと感じるでしょうか?
恐らくアナがワガママに感じるのはやはり序盤でしょうね。
浮かれ気分でハンスに惚れたは良いけど、親族である姉の意見もろくに聞かず
「結婚して一緒にお城で暮らす♪」と言い出し、エルサが急にそんなのダメに決まってると正論で答えると
「なんでだめなの!お姉ちゃんはなにも分かってない!」ぐらい無茶苦茶な意見を述べます。
つまりこれがワガママ。
私が決めたから納得してよ!分からないなんてどうかしてる!って思っちゃう身勝手さ。
ここまではエルサのがしっかりしてるって思いますよね。
しかし、魔法が暴発したことを皮切りにエルサも暴走します。
アナをまた魔法で傷つけそうになってしまったことと、魔法の力がバレてしまったことのダブルショックで国から逃亡。
勝手に自分の中で国と決別し、もう知らん!自由に生きよ~♪って切り替えてしまいます。
エルサの魔法のせいで国が冬になってしまったことを知るも
「なんとかしなきゃ」より「ごめんだけど何もできない、無理。帰って。」と言ってしまうスタンス。
前半の責任感は何処へ?
これこそワガママの塊なのでは?と思ってしまいます。
迷惑の規模でいうならエルサのが圧倒的ですよね。
そこで私の感想ですが
「結局は2人ともわがまま。先出しか後出しかの違いだけ。なんなら姉妹のトラブルに国民が巻き込まれて、一番被害受けてる。」です。笑
それもこれもエルサ、アナの両親の責任でもあるんですけどね。
2人のすれ違いとワガママで一番被害を受けたのは国民ですよ。
姉妹喧嘩したと思ったら急に冬?!
仲直りしたら戻ったけどお願いだから国と気候を巻き込まないでって思います。
しかしながらそれほど大きな姉妹喧嘩があったからこそ互いの想いと大切さに気付けたんですけどね。
結論!
ディズニープリンセス史上初となるダブルプリンセス作品。
自身が長女タイプか末っ子タイプか把握でき、同時に兄弟・姉妹愛を学べる作品だった!
以上!「アナとエルサの性格の違いは?自分勝手でわがままなのはどっち?」でした。
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