どことなく今までのディズニープリンセスとは違う雰囲気を持つメリダ王女。
それもそのはず、本作品はピクサースタジオ初めての女性主人公でいてディズニープリンセスなんです!
そんなピクサープリンセスは一体どんな性格・特徴を持っているんでしょう?
作品紹介からストーリーあらすじ。
メリダのプロフィールも踏まえてご紹介します!
ちなみにお先に性格・特徴をまとめると
- 無邪気で好奇心旺盛
- 男勝りで反抗的
- ご都合主義者
- 堂々としていて演説力がある
- 本当は母親想いで素直な良い子
でした!
そして「日本で人気がない理由」「メリダとエリノアどちらがむかつくか」などもオマケ考察しています。
是非ご覧くださいね♪
メリダの性格と特徴は?メリダとおそろしの森のあらすじとネタバレを簡単に
「メリダとおそろしの森」作品紹介。制作年から裏話まとめ。
- 2012年に公開されたアメリカ合衆国のコンピュータアニメーション3D映画。
- 10世紀頃のスコットランドが舞台。
- ピクサー初のフェアリーテール。
- 初の女性が主人公且つ初のディズニープリンセスがヒロインの作品。
- 第85回アカデミー賞では長編アニメ映画賞を受賞。
監督は2人。メリダは途中降板した監督の娘がモデル。
当初、ピクサー初の女性監督としてブレンダ・チャップマンが予定されていました。
しかし2010年9月に降板が決定。
コンサルタントという形で参加していたマーク・アンドリュースが引き継ぐ形で共同監督作品となりました。
途中降板となってしまったブレンダ・チャップマンですが、10代の娘をモデルにした主人公メリダはそのまま引き継がれました。
「メリダとおそろしの森」のストーリー・あらすじ
以下、Wikipediaから引用したものを分かりやすく区切っています。
王女メリダと厳しい母エリノア王妃
舞台は千年前のスコットランド。
ダンブロッホ王国の王女メリダは弓の名手で、自由を愛する活発な少女だった。
しかし、メリダの母エリノア王妃は、王位継承者であるメリダを立派な王女に育てるために、日頃から厳しく接していた。
結婚を嫌がるメリダ
王国の平和を維持するためには、国の有力な三人の領主との同盟関係が重要だった。
エリノア王妃は、メリダの夫を選ぶために、三人の領主とその息子たちを城に招き、武勇を競う競技会を催した。
しかし、結婚を嫌ったメリダは競技会をぶち壊し、自分自身が優勝してしまった。
魔女と出会い母を変える魔法を注文
エリノア王妃と口論したメリダは、母の大切なタペストリーを切り裂き、愛馬アンガスを駆って城から逃げ出した。
森で不思議な「鬼火」に導かれたメリダは、魔法を使う魔女と出会い、母の考えを変えさせる魔法を注文する。
だが、魔女がかけた魔法は、エリノア王妃の姿を大きな熊に変えるというものだった。
熊の姿の王妃を守るために森へ
メリダの父であるファーガス王は、かつて凶暴な熊のモルデューに左足を食い千切られたため、全ての熊を憎んでいた。口を利けない熊の王妃がファーガス王に捕まれば、すぐに殺されてしまう。メリダは、魔法を解く手がかりを求めて、熊の姿の母と共に森へ向かった。
母と子の絆を取り戻しハッピーエンド
少ない手がかりを追ううちに、メリダと王妃は母と子の絆を取り戻して行く。
そして、メリダが自分自身を見つめ直した時、運命も変わり、平和が蘇った。
メリダとおそろしの森の簡単あらすじまとめ
- スコットランドに住む王位継承者の一人。
- 厳しい母親と対立。
- 母の考えを変えて欲しいと魔女に懇願。
- そのせいで母が大熊に変身。
- 呪いを解こうと奮闘するうちに母との絆を取り戻し、呪いも解いていく。
メリダのプロフィール
- 「メリダとおそろしの森」ヒロイン。
- ピクサー史上初の女性主人公であり、ピクサー史上初のディズニープリンセスでもある。
- 乗馬が得意で弓の名手。
- 競技会では男性を出し抜き優勝。
- 日本語版の声優は元AKBの大島優子。
ピクサー初のディズニーヒロインということもあり顔の作りなど造形がその他プリンセスとは違うメリダ。
ディズニープリンセスが揃うシュガー・ラッシュ:オンラインでは周囲と合わせた雰囲気にイメチェンされています。
シュガー・ラッシュ:オンラインのプリンセスセルフィー動画バージョンです。お納め下さい。 pic.twitter.com/eRchnLUsk6
— Disney aroundディズニー情報 (@disney_around) 2018年10月30日
でも別スタジオのプリンセスであることをネタにされるシーンもあるんですよね。笑
メリダの性格と特徴
メリダの性格と特徴について。
公式サイトでは「馬に乗って森をかけまわり弓を射ることが得意なお転婆娘」とあります。
しかしそれだけじゃないはず。
ストーリーを振り返りながらメリダの性格・特徴についてもう少し振り返りたいと思います!
性格・特徴1:無邪気で好奇心旺盛(幼少期)
母エリノア王妃とかくれんぼで遊ぶシーンから始まるメリダの幼少期。
まだ3歳くらいでしょうかね?
大人しく内気な印象はなく、とっても明るく無邪気に遊んでいます。
練習し始めた弓矢が森の中へ飛んで行ってしまい拾いに行くと鬼火が現れるのですが、怖がる素振りを見せず鬼火に付いていきます。
未知の物への恐怖より好奇心が勝る性格は他のディズニープリンセスでもいるタイプですね。
(アリエル、ラプンツェルなど。)
性格・特徴2:男勝りで反抗的
成長したメリダはとっても男勝りで母親に反抗的な態度ばかりとります。
確かに母親も厳しく見えますが、あの母親にしてよくもまぁここまで男勝りな女性に育ったなとも思います。笑
リンゴは丸かじりするし、大股で歩き母親の指導は無視。
ただ活発な少女というわけではなく周囲にまで迷惑がかかるレベルのやんちゃさです。
性格・特徴3:ご都合主義者
母親への徹底した反抗から始まり、血の気が昇ると冷静さをかき物にあたる。
魔女の元へ行くと魔法の力で母親を自分の都合の良いように変えて欲しいと頼み、熊になってしまうと「私は悪くない。悪いのは魔女。」と言う。
熊になってしまった母親を救おうと奮闘もしますが、ところどころ熊である母親に助けてもらっています。
トータルして幼稚で身勝手さがあるように感じますね。
性格・特徴4:堂々としていて演説力がある
序盤に子供っぽさの目立つメリダでしたが、母親と森で冒険をしたことで自分自身を見直し改めます。
母親を人間の姿に戻す鍵は「絆」そしてそれは「タペストリー」だと気づいたメリダは熊の姿の母親とともに城へ戻ります。
しかし、戦争一歩手前まで揉めてしまっている王国の氏族たちが城の中を占領しているためタペストリーの場所まで母親を連れて行くことができませんでした。
そこでメリダは氏族たちの目を引くために演説を始めます。
内容は「伝説からの教訓」「今までに力を合わせて王国を守ってきたこと」「自らの行動の反省」「教訓を生かし新たな選択を」など。
戦争が始まりそうな勢いでありバラバラだった氏族たちをその演説でまとめ上げます。
大勢の血気盛んな男たちを魅了する演説力!
意外にもリーダーの素質があったようですね。
性格・特徴5:本当は母親想いで素直な良い子
母親とは互いに相手の気持ちを考えず一方的な意見だけを押し通そうとしていましたが、重なる困難を共に越えて考えを改める両者。
母親を元に戻すために奮闘し、魔女に言われていた期限である日の出を迎えますが熊の姿のままの母親。
メリダは深く反省し、涙を流しながら本当の想いを伝えます。
前半では「私は悪くない」の一点張りだったメリダの急成長!
実はとっても母親想いで素直に謝ることができるとっても良い子でしたね。
日本で人気が出なかった理由は?
ピクサー初、女性が主人公&ディズニープリンセス!
と一見話題性抜群の本作でありアカデミー賞も受賞している今作品ですが、
日本ではその他ピクサー作品に比べて興行成績が奮いませんでした。
ちなみに人気のピクサー作品とは
- 「トイ・ストーリー」シリーズ
- 「ファインディング・ニモ」「ドリー」
- ミスター・インクレディブル
- カーズ
などなど。
確かにこの人気作品達と比べるとだいぶ陰に隠れてしまっている印象がありますよね~。
なぜか簡単に考察し、まとめたいと思います。
理由考察1:日本タイトルとストーリーのミスマッチ
原題は「BRABE(勇敢な)」に対して日本タイトルは「メリダとおそろしの森」。
確かに魔女の住む森が一つの舞台になっていましたが、タイトルにするべきはそこだったのか疑問が残ります。
本作品のテーマは母と娘の絆でしたし、改めてタイトルとストーリーのギャップがあるように感じますね。
理由考察2:その他ディズニープリンセスとの顔の造形の違い
今時人気のディズニープリンセスと言えば目が大きく、輪郭はシュッとしていて顔が小さくスタイルが良いですよね。
対してメリダ。
アニメよりな顔というよりリアルな人間に近い気がします。
顔に対しての目の大きさ、丸みを帯びた顔、顔に対しての体のサイズ感。
クルクルのくせ毛も当時初めてのプリンセスでしたし。(その後、モアナ登場。)
日本のアニメはロリ顔で目が大きく、それがイコール「可愛い!」と思う日本人も多くいますし、メリダをちょっと受け入れられない人も多かったんじゃないでしょうか。
正直私も鑑賞する前から「メリダ可愛い!」とは思っていませんでしたし(^_^;)
理由考察3:各キャラクターと設定の情報が浅い
本編を観ていて「あれ?なぜそうなったの?」「え、もう終わり?」と思ってしまう箇所が複数ありました。
伝説について説明があり魔法で熊に変えられたモルデューがとくに何も解決されるままあっけなく死んでしまいますし、その他主要キャラも重要性を感じない程に情報不足。
もっと王国の歴史や父親の偉大に戦うシーン。
母親がなぜあれほど厳しくなったのか。娘との亀裂はいつからか。
魔女の正体は?森の不思議は?
などなどもっと情報が欲しかったのが正直なところ。
結果的にあまりストーリーに入り込めずにただのおとぎ話を見たような感覚に陥りました。
その他理由とまとめ
その他の理由としては「これと言った悪役がいない」「主人公の声(声優)が合ってない」などの意見も挙がっていました。
とくにタイトルに関しては印象や映画を観る大きなキッカケの一つでもありますし大きな残念ポイントであったかもしれませんね。
おまけ:ムカつくのはメリダ?母親であるエリノア王妃?
これ、絶対どちらかにムカつくと思います。
反抗期の娘か口うるさい母親か。
そこで両者の言い分とイラつくポイントを挙げた上で私の感想を述べたいと思います。
メリダの言い分とメリダがムカつくポイント
「メリダの言い分」
- 王女は王女らしくしなければいけないなんて母親の見栄とエゴ!
- 弟たちは自由なのに私だけ叱られる。
- 王女に武器は必要ないなんて変。
- 国の為にしたくもない結婚なんて言語道断。
- 全ては母親のプライドであり私の自由と本音は皆無!
「メリダがムカつくポイント」
- 王女の自覚は全くなく品もない。
- 周りを巻き込む身勝手さとワガママ。
- 自分は悪くない、周りが悪いと人のせい。
- 結局母親に助けてもらう。
エリノア王妃の言い分とムカつくポイント
「エリノア王妃の言い分」
- 王女は王女らしくわきまえて!
- 国の為にもメリダの為にも結婚は必須。
- 伝説は教訓なのだから肝に銘じるべき。
- 弟たちは男の子だし幼いから別!
- メリダの今後は王妃であり母親の責任にもなる。
「エリノア王妃がムカつくポイント」
- メリダの気持ちを汲もうとしない。
- 叱ってばかりで褒めない。
- 自分の理想を勝手に押し付ける。
- 頑固で強引。
ムカつくのはメリダかエリノア王妃か感想
これは単純に自分が現時点でどちらの側に近いのかで変わりますよね。
例えば似たような母親を持つor持っていたメリダ側の視点に近ければエリノア王妃に腹立ちますし、
反抗期の子を持つ親御さんor大人の都合と考えに同感するエリノア王妃側の視点に近ければメリダに腹が立つ。
メリダの気持ちを経験して現在はエリノア王妃の気持ちって方もいるでしょう。
ちなみに私もそれに近いと思われます。
そしてどちらが悪いとも言い切れない部分もあります。
しいて言うならどっちもどっちですし、似ている部分もありますよね。
メリダの言い分もごもっともながら物や人に当たるのはいけないし、女性男性関係なく品は持った方が良いに決まってます。
エリノア王妃に関しては育児ストレスなのかイライラし過ぎています。
メリダの話を聞く余裕がなく「私が何とかしなきゃ!」の焦りと不安が見てとれます。
これ、私的な感想を述べるなら「ファーガス王が悪い。」と思いました。
ファーガス王はメリダの教育に関して全くエリノア王妃に寄り添ってません。
それどころかエリノア王妃とは真逆の指導。
弓矢を与えたのは悪いことではありませんが、食事のテーブルの上に初めに弓矢を置いていたのはファーガス王。
品がなく娘の前でも人様と喧嘩を始める。
自身の行儀が悪いから子供たちに注意をしないし、できない。
それでいてエリノア王妃に「メリダのこと宜しく!頑張れば分かってもらえるよ!」なんて他人か!
父親の威厳もなくお子さまな所も見えます。
悪い人ではありませんがダメ親父感が満載です。
だからこそエリノア王妃に「私はしっかりしなきゃ」のプレッシャーを与えるし、それが娘への厳しさに繋がり、結果嫌われてしまうんです。
私は鑑賞序盤から「親父が癌だな。」と思って見ていました。笑
ストーリーとしてメリダと王妃が自分を見直し冷静になって相手を受け入れたことで絆を取り戻しハッピーエンドとなりましたが、
ファーガス王。。
あなたもメリダを見習って父親であり一国の王としての自覚を持って夫婦そして親子の絆を取り戻してくれよ。と思いました。
結論:メリダはワガママだったけど心優しく勇敢!教育については父親ファーガス王が癌である!
これは見る人の立場や心境によっても賛否ある映画だと思います。
ストーリーとしてはプリンセスというよりジブリの千と千尋のような雰囲気も持っているような気がしました。
そして個人的にはメリダよりエリノア王妃より、ダメ親父ファーガスが気になってしまいました。笑
それにしても流石ピクサー作品と言えるほど映像が美しい!
大自然を写すシーンは本物かと思うほどキレイです。
ストーリーももちろんですが大自然の映像に注目して見るのも良いですね。
以上「メリダの性格と特徴は?メリダとおそろしの森のあらすじとネタバレを簡単に」でした!
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