ディズニー史上初のアフリカ系アメリカ人がプリンセスとなった今作品。
一体どんなプリンセスなんでしょう?
まずは作品とあらすじ、プロフィールなどを振り返り、ティアナの性格・特徴、なぜ黒人ぷりんせすなのかを探りたいと思います!
お先に性格・特徴を簡単にまとめると
- 真面目で働き物
- 恋愛に疎い
- 正義感が強く勇敢
- 素直で正直
- ダメンズを育て上げるイイ女
このような結果に。
なぜ黒人プリンセスかはオバマ大統領の当選が影響したとの噂もありますがどうなんでしょう?
以下、詳しくご説明致しますね!
- 【プリンセスと魔法のキス考察】ティアナの性格となぜ黒人なのか?あらすじとネタバレを簡単に
- 「プリンセスと魔法のキス」作品紹介。制作年から裏話まとめ。
- 「プリンセスと魔法のキス」のストーリー・あらすじ
- ニューオーリンズに住む主人公。ウエイトレスの「ティアナ」
- ティアナの親友シャーロットからの依頼
- シャーロットが夢見る王子ではなかったナヴィーン王子
- 怪しげな魔術師ファシリエに魔法をかけられる
- 開かれた舞踏会で昼間の不動産仮契約を断られてしまうティアナ
- ドレスに着替えたティアナは一匹のカエルと出会う
- カエルに変身してしまったティアナとワニのルイス
- ホタルのレイモンドのお陰で着いたママ・オーディのもと
- ナヴィーン王子の想いとティアナの夢
- シャーロットにプロポーズするナヴィーン王子に扮した召使いローレンス
- ファシリエの策略だと気づくレイモンド
- 魔術道具を破壊したティアナ
- シャーロットへと急ぐも12時過ぎてしまい魔法は解けず
- レイモンドの葬儀と2人の結婚
- 誓いのキスとハッピーエンド
- プリンセスと魔法のキスの簡単あらすじまとめ
- ティアナのプロフィール
- ティアナの性格と特徴
- 主人公ティアナはなぜ黒人?
【プリンセスと魔法のキス考察】ティアナの性格となぜ黒人なのか?あらすじとネタバレを簡単に
「プリンセスと魔法のキス」作品紹介。制作年から裏話まとめ。
- 2009年に公開されたディズニーの長編アニメーション映画作品。
- 2002年に発表されたE.D.ベイカーのジュブナイル小説『カエルになったお姫様』を基にしている。
- グリム童話『かえるの王さま』を劇中話に引用したりパロディとして使用。
- 同社の長編アニメーション映画としては2度目の2D作品。
- 監督は『リトル・マーメイド』や『アラジン』で知られるジョン・マスカーとロン・クレメンツ。
アフリカ系アメリカ人初のディズニープリンセス
ディズニープリンセスと言えば過去に白人金髪のお姫様。
インド系、アメリカ先住民族、アジア系などなど様々なお姫様が登場しましたが
今作品は初めての「アフリカ系アメリカ人プリンセス」です!
つまり肌の色が黒いお姫様。
声優を務めたのは映画「ドリーム・ガールズ」のアニカ・ノニ・ローズ。
ちなみにアニカの希望でティアナも同じ左利きへと変更されたそうですよ。
劇中の歌唱シーンもアニカが担当しています。
(最初にティアナ候補とされていたのはビヨンセだったがオーディションを拒否したため実現ならず。)
初期タイトルは「カエルのお姫様」だった
初期のタイトルは「カエルのお姫様」でした。
しかし、主人公の女の子が黒人ということもあって差別を連想させるかも?との配慮で変更に。
その他、主人公の名前が「マディ」から「ティアナ」へ。
メイドとして働いていた設定も偏見的という指摘を避けるために変更されました。
各方面からの指摘を配慮し、作品を作るってほんと大変な作業です。
「プリンセスと魔法のキス」のストーリー・あらすじ
ニューオーリンズに住む主人公。ウエイトレスの「ティアナ」
美しい街、ニューオーリンズのフレンチ・クオーターに住む少女ティアナ。
幼いころから料理が得意なティアナは、ウエイトレスをしながら亡き父に代わっていつか自分のレストランを持つことを夢見ていた。
ティアナの親友シャーロットからの依頼
夢の為に朝から晩まで働くティアナ。
そこへある日、幼いころからプリンセスになることを願う裕福な親友シャーロットがやって来る。
そして今晩家で開かれる仮装舞踏会にマルドニア国のナヴィーン王子を招待したこと、そして家に滞在することになったことをティアナに報告。
そして上手く王子と結ばれるために胃袋を掴みたいと考えたシャーロットはティアナに「大金を払うから舞踏会で美味しい料理を作ってほしい」と依頼。
ティアナはそのお金でレストランぼ物件を買えると考え承諾。
すぐにそのお金を頭金にし、不動産の仮契約をしに向かいました。
シャーロットが夢見る王子ではなかったナヴィーン王子
一方ニューオリンズに来たナヴィーン王子は道端でジャズを聴きながら踊っていた。
実はだらしのない彼は親に勘当され王子とは名ばかりの一文無しの遊び好きな青年だったのです。
彼がお金を稼ぐ方法はお金持ちの女性との結婚か働くかの二択しか残っていません。
そもそも働く気など全くない王子。
そこでシャーロットに会いに来たものの、結婚で自由を奪われるのは嫌だと考えていました。
怪しげな魔術師ファシリエに魔法をかけられる
道端で騒いでいたナヴィーン王子の元に怪しげな男が近づく。
彼は占いや願い事を叶えられる力を持つと言う魔術師ファシリエ。
試しにタロットで占うとナヴィーン王子と召使の素性を当て、自分の魔法があれば何でも望みを叶えられると誘惑する。
信用したナヴィーン王子が握手すると同時にファシリエは変身魔法をかけ始めるのだった。
開かれた舞踏会で昼間の不動産仮契約を断られてしまうティアナ
シャーロットの舞踏会が開かれ、少々遅れていた王子も無事に到着すると2人は早速ダンスを踊り始めた。
それを微笑ましく見ているティアナ。
そこに昼間に契約を交わした不動産屋が突然「店を一括で買うと言った相手が現れた。それ以上の条件が提示できなければ契約解除」と言ってきたのだった。
頭金しか用意できないティアナだったが納得が行かず不動産屋を引き止めようとするが失敗。
そのはずみで服を汚してしまう。
ドレスに着替えたティアナは一匹のカエルと出会う
服が汚れてしまったティアナに自分のドレスを貸すシャーロット。
驚くほど美しい姿に変わったものの契約解除の件で落ち込むティアナ。
するとバルコニーの手すりに現れた一匹のカエルと出会います。
カエルは「自分はマルドニア国の王子でキスをして人間の姿に戻してほしい。人間に戻ればハンサムで裕福だから褒美を必ず与える。」と言った。
その褒美でレストランの夢が叶うと信じたティアナはカエルにキス。
カエルに変身してしまったティアナとワニのルイス
王子を人間に戻すどころかカエルに変身してしまうティアナ。
話が違うと揉めた二人は舞踏会で騒ぎを起こし犬に追われるもののなんとか脱出。
沼地に行きついた2人はジャズが好きでトランペットが上手なワニのルイスと出会う。
本来は人間だがカエルにされてしまったとルイスに説明するとママ・オーディにお願いすれば魔法が解けると教えてくれる。
ナヴィーンの口車に乗せられママ・オーディに一緒に会いに行くことになったルイス。
ホタルのレイモンドのお陰で着いたママ・オーディのもと
道案内も兼ねたルイスの同行でしたが、方向音痴で全然違う方向に。
しかし、ホタルのレイモンドが現れ一族総出でママ・オーディの元に案内してくれ無事に到着。
早速人間の姿に戻してもらおうとする2人でしたがママ・オーディは「何が必要か分かっていない。自分で考えるように。」と助言。
もしくは「プリンセスとのキス」で人間に戻ることができると教えた。
夜中の12時までプリンセスであるシャーロットにすぐに会いに行かなくては呪いが解けない為に急いでニューオリンズに戻る2人と仲間たち。
ナヴィーン王子の想いとティアナの夢
ニューオーリンズ行きの船に忍び込んだ4人。
徐々にティアナに想いを寄せていたナヴィーンは指輪を手作りし、ティアナにプロポーズをしようとしますが、ティアナは親友の幸せと夢のレストランを願っていました。
それを知ったナヴィーンはティアナのために何でもしてあげようと決意します。
シャーロットにプロポーズするナヴィーン王子に扮した召使いローレンス
ニューオーリンズに到着する間際にファシリエの影に捕まってしまうナヴィーン。
ナヴィーンとはぐれてしまったティアナたちでしたが、先にシャーロットの元へ行っていると思いパレードに。
すると、そこでシャーロットにプロポーズをするナヴィーンを発見。
実は本物のナヴィーンはカエルのままで、人間のナヴィーンを演じていたのは召使のローレンスでした。
しかしそれを知らないティアナは一人で人間に戻ってしまい親友にプロポーズをするナヴィーンの姿にショックを受けその場から逃げ出してしまう。
ファシリエの策略だと気づくレイモンド
ナヴィーンが囚われ、偽物がナヴィーンを演じていると気づいたレイモンドはファシリエの元に向かい魔術道具を奪ってティアナの元へ。
ティアナに魔術道具を渡すと追手たちを足止めするため立ち向かうレイモンド。
勇敢に戦ったものの、ファシリエに踏みつぶされてしまう。
魔術道具を破壊したティアナ
ファシリエに追い詰められ道具を返せば望みを叶えてやると条件を出されたが揺るがなかったティアナ。
魔術道具をたたき割り破壊。
するとファシリエはブードゥーの化け物墓石に引きづりこまれ死んでしまう。
シャーロットへと急ぐも12時過ぎてしまい魔法は解けず
捕まっていたナヴィーンと急いでシャーロットの元へ向かうティアナ。
しかし12時は回ってしまいキスをしても人間の姿に戻ることはありませんでした。
元の姿にも戻れず、レイモンドを失ってしまい失意に暮れる2人。
レイモンドの葬儀と2人の結婚
森の中ではレイモンドの葬儀が行われた。
するとレイモンドが片思いしていた一等星の隣に輝く小さな星が現れたのです。
レイモンドが星になったことで一等星と結ばれ微笑む2人。
ティアナとナヴィーンも一生カエルのまま過ごす決意をし、結婚することに。
誓いのキスとハッピーエンド
ママ・オーディが牧師となり2人は誓いのキスをします。
すると2人は人間の姿に。
王子と結婚したティアナはプリンセスになり、そのプリンセスとキスをしたことで人間の姿に戻ることができた2人。
その後ティアナは念願のレストランを開業。
ルイスはそのレストランで演奏者となりハッピーエンド。
プリンセスと魔法のキスの簡単あらすじまとめ
- 主人公ティアナの夢は自分の店を持つこと。
- ある日カエルの王子に頼まれキスすると自身もカエルに。
- 全て魔術師ファシリエの策略だった。
- ファシリエを倒し、友人シャーロットにキスしてもらうも12時過ぎて魔法は解けず。
- カエルのままティアナと王子は結婚。
- 誓いのキスで人間に戻った2人はニューオーリンズ1のレストランをオープンさせた。
ティアナのプロフィール
- プリンセスと魔法のキスのヒロイン。
- 幼い頃から料理を得意としており、亡き父に代わり自分のレストランを持つことを夢見ている。
- 初のアフリカ系かつアメリカ合衆国国籍]のディズニープリンセス。
- プリンセスとしては金色の花をかたどったブルーもしくは淡いイエローグリーンのドレスを着ている。
- 人間時は彼女を演じたアニカ・ノニ・ローズと同じエクボがある。
ティアナはこれまでのディズニーヒロイン像と違う点があります。
それは「夢が王子様との結婚」ではないこと。
劇中では「星に願うだけじゃ夢は叶わない。努力が大切。」とティアナの父が語るシーンもありますし、とても現代的で現実的なお姫様です。
ティアナの性格と特徴
ティアナの性格と特徴について。
公式サイトでは性格についての説明はとくにありません。
その他ディズニープリンセスとは違うティアナの性格・特徴はどんなところでしょうか?
シーンを振り返りながらまとめます!
性格・特徴1:生真面目で働き者
幼いころから父の夢でもある自分のレストラン開く夢を実現するためとにかく働きます。
輝く星に願うだけでは夢は実現しないと知っているティアナはただ夢見る少女とは大違い。
とにかく仕事と夢に対する姿勢がとっても真面目。
真面目過ぎるが故に周囲から心配されるほど。。
働くことが生き甲斐のキャリアウーマンのようです。
性格・特徴2:恋愛に疎い
ナヴィーン王子は途中から自分の気持ちに気付きティアナを意識しますが、ティアナは全く気付きません。
それどころか、やっぱり必要なことはなのはもっと働いて頑張ることなんだと改めて決意を固くしてしまいます。
ママ・オーディも魔法を解くにはティアナの心の方が厄介と言っていましたね。
それとは対照的に色ボケしすぎている親友のシャーロットも考え物ですが、ティアナほど恋に疎く固い女性は男性も口説きにくく感じちゃいますよね。
性格・特徴3:正義感が強く勇敢
旅の途中何度も危険に晒されるカエルのティアナとナヴィーンですが、とにかくティアナが勇敢。
ダメンズのナディーンを見捨てずに戦います。
ファシリエとの対決も一人でしたが、誘惑にも負けずカエルの特性を生かして勝利します。
女性はか弱く、結局は男性に守ってもらうもののイメージが強いプリンセスストーリーですが、ティアナは違いますね。
やはり仕事が出来る女性は頼もしく頭の回転も良いし、心が強い!
性格・特徴4:素直で正直
真面目で恋愛にも疎いティアナですが、とっても素直で正直な性格。
思った意見は相手が王子だろうとハッキリ言うし、自分の気持ちに気付いてからは素直にシャーロットとキスして欲しくないし、結婚して欲しくないと告げます。
愛してると告白したのも実はティアナが先なんですよね。
中々好きな人に正直になれない世の女子が多い中で素直で正直なティアナが妙に魅力的に見えてしまいます。
まぁ、このシーンでは親友のシャーロットが気の毒な上にめっちゃいい子な印象も強かったですが。笑
性格・特徴5:ダメンズを育て上げるイイ女!
これ、世のダメンズ好きな女性に是非とも見習っていただきたいと思うほど。
とにかく「王子だから」「できない人だから」と甘やかすことは一切しません。
それどころか教育上手、褒め上手。
カエルの姿で料理する際に、ただ出来上がるのを待とうとするナヴィーン。
しかしティアナは仕事を与えます。
そして丁寧にやり方を教えてあげて、少しでもやると「才能がある!」と褒めます。
その言葉に気を良くしたナヴィーンはどんどん心を開き、過去の何もできない自分を反省しだすんですよね。
サボり癖のあるだらしない男性のめっちゃ上手な育て方だと思いました!
あれこれ命令したり「何もできない」ことをバカにするのではなく、丁寧に頼み事をして盛大に褒めて感謝する。
子供を育てるような感じですが、ダメンズはそもそも子供ですからね。
ティアナの良い例を見習いたいものです!
主人公ティアナはなぜ黒人?
過去に様々な人種をモデルとしたディズニープリンセスが登場していますが、実は大半が白人プリンセスです。
その中でティアナは初めてのアフリカ系アメリカ人がモデル。
なぜ?あえて主人公を黒人にしたのでしょう?
こちらに関しては噂と私の勝手な考察になります。
オバマ大統領の当選に触発された?
実はプリンセスと魔法のキスが公開された2009年。
アメリカではバラク・オバマ氏が大統領に当選した年でもあるんです。
※オバマ氏が大統領になったのは2009年1月。プリンセスと魔法のキス公開が同年の12月。
オバマ大統領はアメリカ大統領史上初のアフリカ系アメリカ人でいて肌の色ももちろん黒いです。
ティアナも同じくディズニープリンセス史上初のアフリカ系アメリカ人の黒人。
偶然にしてはやたらタイミングよく感じますよね。
しかしながら、オバマ氏の当選が決まってから公開までの11カ月でプリンセスの設定を変えるなんて到底無理な話。
しかも今作品は制作期間が3年半とめっちゃ長い月日を要した作品なんです。
恐らくですがその長い期間には差別問題に配慮した綿密な話し合いが何度もされたことでしょう。
ちなみに製作側もオバマ氏との関連については否定しているそうです。
黒人プリンセスはいつ誕生したっておかしくなかった
天下のディズニーです。
子供たちに夢を与えるディズニーは1番に公平な作品作りをするべきですよね。
確かにスタート時のディズニープリンセスは立て続けに白人がモデルでした。
(白雪姫・シンデレラ・オーロラ姫など。。。)
しかし現代に近づくに連れ、時代にあった女性像や多様性が求められるようになりプリンセスも変化。
それによりインド系の有色人種のジャスミンを始め、ネイティブアメリカンのポカホンタス。
中国人のムーランなどが誕生しました。
その流れから考えて、黒人がプリンセスになることはなんら不思議ではありませんし当然の流れとも言えるでしょう。
ましてや舞台のアメリカは移民国家であり様々なルーツを持つ人種の多い国。
黒人のプリンセスが登場しなければ絶対に「差別」と言われることでしょうし、それまでも言われてきたはず。
ディズニーの歴史上、新たな挑戦と改革的な作品になったと思われますが、まぁ、どんな作品であれ批判の声はあがってしまいますから辛いものです。
結論:ティアナは真面目で教育上手なイイ女!いつ登場してもおかしくなかった黒人プリンセス。
個人的に友達になりたいプリンセス1位です。
きっとティアナが嫌いな女性少ないんじゃないでしょうかね?
真面目で働き者で現実的な夢があって。。
一番好感が持てるポイントとしては王子(男性)に媚びないことですかね。
「素敵な王子様と出会いたい♪」みたいな色ボケちゃんではなく、自分をしっかり持っています。
そしてチャラついたダメな王子への教育。
実際はそう簡単にはいきませんが、彼女の毅然とした態度や振る舞いは見習いたいものです!
ディズニー史上初の黒人プリンセスですが、ストーリーも面白く人種なんてまったく気にせず楽しめる作品。
むしろ黒人さんだからこそ合うドレスの色合いがまた素敵で憧れます。
以上「【プリンセスと魔法のキス考察】ティアナの性格となぜ黒人なのか?あらすじとネタバレを簡単に」でした!
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