金髪の長すぎる髪が目を引くプリンセス「ラプンツェル」。
ディズニー50作品目の長編作品であり初の3Dプリンセスでもあるんです。
そんな記念すべきプリンセス、一体どんな性格をしているんでしょう?
裏話やちょっとしたトリビアなども知りたいところです!
そこでラプンツェル基本編~裏話まで一気にまとめました。
まずお先にラプンツェルの性格・特徴を簡単に挙げると
- 明るく活発
- 好奇心旺盛
- 力持ちで強い
- 心のアップダウンが激しい
- 勇敢でたくましい
- 動物を手なずけ上手
でした。
原作ストーリーも一緒にご紹介しています。
是非ご覧くださいね!
ラプンツェルの性格と特徴は?どんな話かあらすじを詳しく解説
「塔の上のラプンツェル」作品紹介。制作年から裏話まとめ。
- 2010年のアメリカ合衆国のアニメ映画。
- ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編作品第50作目。
- 初の「3Dで描かれるプリンセスストーリー」
- 原作はグリム童話の『ラプンツェル(髪長姫)』。
- 不思議な力を兼ね備えた初のディズニープリンセス。
アメリカでのタイトル『Tangled』は元々のタイトルではなかった
日本のタイトルは「塔の上のラプンツェル」ですが、
アメリカでは『Tangled(タングルド)』というタイトルです。
※Tangled←絡まったという意味。
しかし実は元のタイトル(原作)は主人公の名前でもある「Rapunzel(ラプンツェル)」でした。
なぜ原作、原案通りの名前から変更されたのかと言うと、前作のプリンセスストーリー「プリンセスと魔法のキス」に原因があります。
2009年に公開された前作のプリンセス「プリンセスと魔法のキス」は高い評価を得て2憶7選万ドルの収益を記録しました。
しかし、その額はディズニー社が予想していたよりもかなり低い収益だったんです。
その原因として挙げられたのがプリンセスを強調し過ぎたタイトル。
これにより男子層から指示を得られなかったと考えたディズニー社。
男女両方へ映画を売り出すためのタイトルとして
「Rapunzel(ラプンツェル)」から男性キャラクターのフリン・ライダーを強調したタイトル『Tangled(タングルド)』に変更したんだとか。
※イメージとしては「ラプンツェルの髪の毛に絡まれる男目線」だそう。
「塔の上のラプンツェル」のストーリー・あらすじ
以下、Wikipediaより分かりやすく区切っています。
塔の中で育った18歳の少女ラプンツェル
ある王国の森の奥深くにそびえる高い塔に、ラプンツェルという少女が暮らしていた。
ラプンツェルは18年間、育ての親であるマザー・ゴーテルから、塔の外に出ることを禁じられていた。
それでも彼女は、自分の誕生日の夜に遠くの空に現れる無数の灯りを不思議に思い、外の世界への憧れを強くしていった。
大泥棒フリン・ライダーと出会う
18歳の誕生日を翌日に控えたラプンツェルは思い切って「今年こそあの灯りを見に行きたい」とゴーテルに伝えるが、例の如くに「外は危ないから」と説き伏せられてしまう。
その日の朝早くに城からティアラを盗み出した大泥棒フリン・ライダーは、衛兵に追われて森へと逃げ込んでいた。
追っ手を振り切った先で塔を見つけたフリンは壁をよじ登って侵入するが、油断したところをラプンツェルに気絶させられてしまう。
ティアラと引き換えに出したラプンツェルの条件
一人で侵入者を捕まえたことで自信をつけたラプンツェルはティアラを隠し、目を覚ましたフリンに、ラプンツェルは”自分を「灯り」が現れる場所まで案内し、それが済んだら塔まで送り届けること。
そうすればティアラを返す”という条件を突きつける。得意の口説き顔も通じない相手に、フリンはしぶしぶ条件を受け入れる。
ラプンツェルを探すゴーデル
ゴーテルの言いつけに背いて塔の外に出たラプンツェルは、母への後ろめたさを感じながらも、初めて見る世界に胸を躍らせる。
一方、森の中に衛兵の馬がいるのを見て塔に引き返してきたゴーテルは、ラプンツェルがいなくなったことを知り、部屋でフリンの手配書を見つける。
事態を察したゴーテルは、ラプンツェルを捜し始めるのだった。
ネタバレ・ストーリー・結末・ラスト
ここから以下はラストネタバレとなります。
惹かれあう2人と果たされた約束
外の世界で何度もピンチに襲われるラプンツェルとフリンだったが、フックハンドやラプンツェルの髪のお陰で何とか逃げきることに成功。
途中、フリンはラプンツェルの髪の秘密を知り、自身の本当の名を打ち明け次第に惹かれあう2人。
そしてフリンは約束であった「灯り」をラプンツェルに見せる。
ゴーデルによりフリンは牢獄へ、ラプンツェルは塔へと戻される
ゴーデルは裏切り者のフリンを追うスタビントン兄弟と手を組み、2人を引き離しラプンツェルを塔へと連れ戻す。
連れ戻されたラプンツェルは塔の中で自分がお姫様であることに気付きゴーデルに激怒し、詰め寄る。
フリンは脱出しラプンツェルの救出へ
フックハンドたちに助けられ無事に牢獄を脱出したフリンはラプンツェル救出の為、塔へと向かうがゴーデルの罠にはまりナイフで刺されてしまう。
ラプンツェルはそんなフリンを救うため、一生ゴーデルの言いなりになる代わりに髪の力でフリンを助けると誓う。
しかしフリンはそんなラプンツェルの髪を切り、魔法の力を消滅させる。
ゴーデルの消滅と最後の魔法の力
ゴーデルは髪の魔法の力で生き永らえていたため魔性がなくなると同時に消滅。
ラプンツェルはフリンを救うために歌うが効果はなく、涙を流す。
するとその涙がフリンに落ち、最後の魔法力でフリンが復活。
2人は結婚のハッピーエンド
2人は城へ戻りラプンツェルは18年ぶりに両親と再会。
みんなから愛される姫となり結婚してハッピーエンド。
塔の上のラプンツェルの簡単あらすじまとめ
- 長く美しい髪を持つラプンツェル
- その髪に魔法の力が宿っているため18年間高い塔の中に幽閉されていた。
- 偶然、城の中に侵入してきたフリンと遭遇。
- ティアラを囮に外の世界へ。
- ゴーデルに連れ戻されるが自分が王女であることを知り反抗。
- 助けに来てくれたフリンが刺されるが魔法の力で救出。
- 城へと戻り2人は結婚。
ラプンツェルのプロフィール
- 「塔の上のラプンツェル」ヒロイン。
- 森の中の塔でゴーテルと2人で暮らす少女。
- 髪の長さは70フィート(21メートル)。
- 髪には特別な力が秘められている。
- 唯一の友人はカメレオンのパスカル。
- 読書、料理、音楽、部屋の壁に絵を描く、ヨガなど多趣味。
実は行方不明となっていた王国の王女で、自分の美貌を保とうと考えたゴーテルに誘拐され、育てられていたんですよね~。
髪を切って魔法の効力がなくなるとブルネットの髪色になります。
こちらのショートヘアーも可愛いですが、やっぱりラプンツェルと言えば金髪のスーパーロングヘアですよね。
ラプンツェルの性格と特徴
ラプンツェルの性格と特徴について。
公式サイトではとくに性格についての説明はされていません。
なのでストーリーやシーンを遡りながらラプンツェルの性格と特徴を挙げて行きたいと思います。
性格・特徴1:明るく活発
外に出れず18年間も塔の中にいた割にはとっても明るく活発なラプンツェル。
塔の中では毎日友人のパスカルと遊んだり歌ったり趣味の読書や絵を描いたりと常に動き回っているようでした。
根暗で大人しくゴロゴロしているようなイメージは皆無です。
性悪なゴーテルに育てられたとは思えないですよね。
性格・特徴2:好奇心が旺盛
ゴーテルがラプンツェルを外に出さない理由は「外は危険が沢山で悪い奴がいっぱいいる」でしたが外に出ることを望むラプンツェル。
通常あれだけ言い聞かせられたら外へ出る気もなくなるかと思いますが、ラプンツェルの好奇心は恐怖に勝っています。
とにかく外に出たい!灯りの正体をどうしても知りたい!と思っています。
性格・特徴3:力持ちで強い
見かけによらず、力があるラプンツェル。
大人一人を髪の毛で塔の上まで引っ張りあげますし塔に侵入したフリンを撃退しクローゼットに閉じ込めます。
か弱いレディではなかなかできません。
外には出なくともヨガなどで体は鍛えていたようですね。
性格・特徴4:心のアップダウンが激しい
フリンとの交換条件により初めて外に出ることが出来たラプンツェル。
喜びと感動のあまりはしゃぎまわりますが、一方でゴーテルとの約束を破っていることに急激に自己嫌悪に陥ります。
この心のアップダウンが数回続くのですがあまりの激しさに笑います。笑
完全に躁鬱状態です。
性格・特徴5:勇敢でたくましい
衛兵とスタビントン兄弟に追われ追い詰められて絶体絶命のピンチでも決して諦めないラプンツェル。
魔法の髪を駆使してピンチをしのぎます。
ゴーテルに刺されたフリンを救うためにゴーテルの条件を飲むと誓う姿も力強く勇敢でした。
性格・特徴6:動物を手なずけ上手
フリンを懸命に追いかける警護隊員を乗せて走る馬マキシマス。
とにかく仕事熱心で真面目な偉いお馬さんです。
フリンを見つけると容赦なく捕まえようとしますが、ラプンツェルがなだめ説得すると素直に応じ懐きます。
まるで大きな犬のようなしぐさを見せるマキシマス。
ラプンツェルはトレーナーの素質がありますね。
おまけ:原作のラプンツェルは過激で怖い?全然違う本当のストーリー
原作はグリム童話の『ラプンツェル(髪長姫)』ですが内容はメルヘンなプリンセスストーリーでは決してありません。
原作との違いなどを簡単にまとめます!
ラプンツェルは元々野菜の名前
ラプンツェルとは魔法の力と関係のある名前と言うわけではありません。
ラプンツェルとは元々妊婦に良いとされる葉酸を多く含んだ野菜の名前。
ゴーテルはラプンツェルを誘拐したわけではない
もとはと言えば魔女ゴーテルの庭のラプンツェル(野菜)を妊娠中の妻に食べさせようと夫が盗みに入ったことがキッカケ。
それがゴーテルにばれてしまうものの、妻の為に懇願する夫。
ゴーテルはラプンツェル(野菜)をいくら持っていても良いが、代わりに子供が産まれたら引き渡すように条件を出します。
ラプンツェルは王女ではない
ラプンツェルは王家の生まれではなく庶民。
そして主人公ラプンツェルと結ばれるユージーン。
ディズニー版では大泥棒ですが、原作では名前不詳の王子。
つまり設定としては逆の立場になっています。
ラプンツェルは妊娠しゴーテルに荒野へと放逐され王子は失明
とにかく原作では描写が過激です。
長い髪で王子を塔の中に引き入れていたラプンツェルは妊娠してしまいます。
それに激怒したゴーテルは荒野へラプンツェルを放逐。
それを知りショックを受けた王子は塔から身を投げイバラが目に刺さり失明。
一応ハッピーエンド
事件から7年後。森を盲目のまま彷徨っている王子は男女の双子と暮らすラプンツェルと再会。
うれし泣きするラプンツェルの涙が王子の目に落ち王子の視力が回復。
王子はラプンツェルと子供たちを連れ国に帰り、皆で幸せに暮らしました。
結論:ラプンツェルは明るく好奇心旺盛で意外に強い!原作とは全く違うストーリーだった
塔の中に閉じ込められた可哀そうな少女の設定のわりにとっても明るくポジティブなラプンツェル。
喜んではしゃぐ姿がとってもチャーミングで親しみやすいプリンセスと言った感じです。
そして意外だったのがそのたくましさと強さ。
魔法の力を持つ髪のパワーもありそうですが、大人一人を塔の上に引き上げるほどのパワーの持ち主。
何度もラプンツェルのお陰でピンチを逃れますし、その力があれば終盤のゴーテル倒すのも余裕だったんじゃないかな?とさえ思います。
そして原作であるグリム童話のラプンツェルはかなり衝撃的な内容でしたね。
そもそも野菜の名前だったとは・・・
原作はあまりお子様向けではありませんね。
以上「ラプンツェルの性格と特徴は?どんな話かあらすじを詳しく解説」でした!
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