呪術廻戦の主人公、虎杖悠仁が死亡して復活した理由は?わざわざ殺したストーリー上の意図をネタバレ

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呪術廻戦の主人公、虎杖悠仁は本編で一度死亡しました。

ネット上でも大騒ぎになった虎杖の死ですが、なぜあのタイミングで死亡したのかを徹底解析します!

ずばり、結論は「打ち切り回避のための劇薬」です!

 

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呪術廻戦の主人公、虎杖悠仁が復活して死亡した理由は?わざわざ殺したストーリー上の意図をネタバレ

打ち切りの危機に会った呪術廻戦

今となっては想像もつかないことですが、

呪術廻戦は打ち切りの危機にありました。

理由は様々考えられますが、大きな原因は

一話のスタートダッシュに失敗してしまったことです。

この辺りの事に関しては後日考察記事を書きます。

 

ターニングポイントは5話

ターニングポイントは5話「始まり」でした。

5話は釘崎野薔薇の活躍回でしたが、ラストにこんな不穏な文言が綴られたのです。

 

物語はまだ第5話なのでここで言われる3人とは既に登場している

  • 虎杖悠仁
  • 伏黒恵
  • 釘崎野薔薇

 

のいずれかであると読者たちは予想してました。

ここで、芥見先生が上手だったのは

誰が死ぬかを分からなくした」ということです。

 

6話から「呪胎戴天」というシリーズが始まるわけですが、

芥見先生はこの答をギリギリまで引っ張ることに専念します。

それでは、1話ずつの展開を見てみましょう。

 

第6話 虎杖の腕が切り落とされ、釘崎はピンチに陥る

そして第6話呪胎戴天がスタートするわけですが、

ここで、少年院生徒3人が肉片となって殺されています。

実はこの3人、本編における初めての死者です。

これまでの物語の中で呪霊はたくさん出てきましたが、

実際に殺した描写はありませんでした。

まず、ここで最初の緊張感が生まれます。

さらにダメ押しだったのは、この直後に登場する特急呪霊。

 

なんと開始早々にイタドリの左腕を切り落とすのです。

しかも釘崎は影に飲み込まれて、謎の呪霊達に取り囲まれてしまいます。

この時点でインターネットの大方の予想では

「虎杖か伏黒のどちらかが死ぬ」

という意見が圧倒的だったのですが、

第6話終了時点で「釘崎が死ぬかも」という可能性も上がり、一気に盛り上がりました。

ついでに、絵も見開きが増えたりして勢いが上がってます。

 

第7話 宿儺が助けてくれない

 

そして次回「呪胎戴天ー弐ー」では虎杖が一人で特級呪霊に立ち向かいます。

重要だったのは「両面宿儺が板取に手を貸さなかった」ことです。

第一話の描写から両面宿儺は虎杖に抑えられていたので、

「いざとなったら両面宿儺が助けてくれるんでしょ。

ナルトがやばくなったら九尾チャクラで何とかするみたいにさ」

などと、のんびり構えていた読者も見事に裏切られました。

この後も特急呪霊と虎杖の戦いが続き、虎杖の指がなくなったりするのですが、

第5話で一人死ぬことが分かっているので、

この戦闘シーンもいちいち緊張感を持って眺められるというわけです。

 

 

第8話 候補が虎杖と伏黒の二人に絞られる

続いて第7話 「呪胎戴天ー参ー」

とうとう虎杖の中から両面宿儺が登場し特級呪霊と戦い始めます。

伏黒も苦戦していたのでどうなることかと思いきや、

両面宿儺はあっさりと特急呪霊をやっつけます。

「あれ一人死ぬんじゃなかったっけ」と疑問に思わせる暇もなく、

両面宿儺は伏黒の前に姿を現します。

さらに、虎杖の心臓を自らの手でえぐり出し地面に叩きつけるのです。

そしてラストには伏黒と両面宿儺は対決の兆しを見せて終わります。

無事戦場を離脱した釘崎は死亡候補から外れ、

この時点で、伏黒と虎杖の二人に絞られました。

 

第9話 虎杖が死ぬ

そしてラスト「呪胎戴天ー肆」。

ここでいよいよ、伏黒と宿儺の対決が始まります。

圧倒的な力を見せる両面宿儺の前に手も足も出ない伏黒。

最後は「自らの命を燃やす」と宿儺に称された技を使おうとしますが、

それを発動する直前に板取が両面宿儺押さえ込みイタドリは死んでしまいます。

ここはバトルパートであり、解決篇なので、サスペンス抑え目です。

 

虎杖が選ばれた理由

実は、主人公が死んで復活するという展開自体はそんなに珍しくはありません。

むしろありきたりとすら言っていいかもしれません。

古いところで言えば、「ドラゴンボール」「幽遊白書

最近ではマガジンで連載中の「七つの大罪」の主人公メリオダスも

一度死んだような描写を見せていました。

 

 

呪術回戦の新しかったのは何度も述べているように、

「先に3人のうちの誰かが死ぬ」という情報を明示したことです。

 

ただ、先に結末を暗示するということでは

「左門君はサモナー」最近だと「5等分の花嫁」などもあります。

これらの作品と呪術回線の大きな違いは、

  • 短い期間でその情報を回収し切ったこと(連載4回、1か月間)
  • 誰が死ぬかをギリギリまでわからなくし、サスペンス感を上げた

 

ということです。

 

呪術回戦0巻のあとがきで作者はこう述べています

最終回は既に決まっています。

要所要所の結末も。ただその点と点を繋ぐ線の部分は決まってない部分もたくさんあります。

 

私の予想するに、虎杖が一度死ぬこと自体は「点」としてすでに決まっていたことだと思います。

あらかじめ設定を練っていなければ、「契濶」などという複雑な設定は出てこないでしょう。

契濶についてはこちらを参照ください。

虎杖悠仁と両面宿儺(すくな)との関係は?呪術廻戦の初心者向け解説

 

ただ、予定以上に順位が伸びきらなかったため、

このようなサスペンス調の手段を取ることによって

読者を引き付けるためたと考えられるのです。

 

結論:呪術廻戦の主人公、虎杖悠仁が復活して死亡した理由は? 打ち切りを回避するための劇薬

以上、呪術廻戦の主人公が死亡して、復活した理由は

打ち切り回避の劇薬だったからです。

とはいえ、行き当たりばったりのいい加減な展開

というわけではもちろんありません。

私たちは完成した作品を見てしまうので、

第1話から最終話までの伏線を完璧に練り込んでいる作品が

素晴らしい作品と考えがちですが、

実際は計画通りに作品が出来上がることはまずありません。

 

むしろ、現実はその反対で大ヒット作品ほど、

このような突発性の出来事が多いとも言えます。

つまり、人気が出ていないという逆境を単なる逆境として終わらせるのではなく、

そのピンチをチャンスに変え、全く新しい展開を切り開いているというのが、

大ヒットマンがに共通する特徴なのです。

 

それこそワンピースの超新星や、ドラゴンボールの天下一武闘会などは

作者が人気を上げるため、必要に応じて作り上げたと言われています。

 

現在呪術廻戦は軌道に乗って、打ち切りを心配することはしばらくないかもしれませんが、

この先何があるかわかりません。

ただその時にも芥見先生はまた新しい展開を見出し困難を潜り抜けていくことでしょう!

これからも目が離せませんね!

以上、呪術廻戦の主人公、虎杖悠仁が死亡して復活した理由は? わざわざ殺したストーリー上の意図をネタバレでした。

 
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